ミナミコメツキガニ シミュレーション(試作)

1匹ごとの単純なルールだけで、ミナミコメツキガニの群れができるかを試す画面です。

カニ1匹のルール
1. 少し進んで止まり(食べる)、向きを少し変えて、また進む。
2. 誰かに触れられたら止まり、その相手と同じ向きに進む。
これだけで、小さな群れが次々にできる。スライダーで条件を変えて、群れのでき方を眺めてください。
色=個体(同じ色は同じ個体)、ハサミと目のある側が前 止まっている 触られて向きを合わせ中 個体をタップすると追跡(もう一度で解除)。空いた場所をタップすると手で触る。ドラッグで移動、ホイールか「拡大」で寄る
整列度
0.00
全員の向きベクトルの平均の長さ。1で全員同じ向き。
最大の群れの割合
0%
体の1.5倍以内でつながった最大集団に何割いるか。
3匹以上の群れにいる割合
0%
体の1.5倍以内でつながった3匹以上の集団に何割いるか。
接触回数(直近5秒)
0
「触られた」判定が起きた回数。

細かいルール(詳しく知りたい人向け)

  1. 「触った」の判定:動いている個体が、自分の進行方向側にいる相手にぶつかったとき、その相手を「触った」とみなす。止まっている個体は誰も触らない。
  2. 両方が動いていて正面からぶつかった場合:二匹とも止まり、二匹の進行方向ベクトルを合成した向きに進む。ちょうど真逆でぶつかって合成がゼロになるときは、止まっていつも通り次の向きを選ぶ。比較用に「向きを交換」も選べる。
  3. 触られて止まっている間にさらに触られた場合:最初に触った相手の向きを優先し、あとの接触は無視する。
  4. 「向きを少し変える」:止まるたびに、前の向きから「ばらつき」の範囲でランダムに向きを変える。既定は40°以内。180°にすると完全にランダムになる。
  5. 向きを合わせたあと:一歩ぶん進んだら、通常どおり止まってランダムに向きを変える(合わせた向きを覚え続けない)。
  6. フィールドの端:端に当たった個体は、それ以上進めないので止まり、いつも通りランダムに次の向きを選ぶ。端をつなげたり跳ね返したりはしない。
  7. 一歩先の予期(プリセット「予期」でのみ有効):郡司ペギオ幸夫『群れは意識をもつ』第3〜4章の相互予期モデルを参考に、「候補が他個体の候補と重なった場所へ進む(重ならなければ、決めた確率でしか進まない)」「空いた場所に入る(追尾)」の二つを、「進んで止まる」「触られたら止まる」はそのままに加えた。候補の重なりは体の直径以内、候補は前方の扇形(角度は「ばらつき」)で長さは体1個ぶんから一歩ぶんまで。本のモデルは格子上で、向きを揃える規則なしに群れができるとしている。
  8. 時間:1秒=60ステップ。距離は「体の大きさ」を基準にしている。